マルコ水産 有限会社

私たちは、広島県の東南部に浮かぶ、福山市内海町の田島というところで、海苔と牡蠣の養殖・製造を行っています。
自然の恵み豊かな瀬戸内海で、先代が海苔の養殖を始めてはや、六十余年が経ちました。自然相手の仕事で、なかなか思うようにいかないこともありますが、納得のいくものができた時の喜びは格別です。
私たちは生産者として、素材や品質を大切にし、自分の目で見て納得のいくものをみなさんにお届けしていきたいと思っています。美味しい海苔を食べて、笑顔になっていただきたい。これが従業員一同の想いです。
そして、新しいことへ挑戦する気持ちを常に持ち、努力し続けていきたいと思っています。


1. こだわり商品
海苔師の生のり佃煮<極>

開発秘話
毎年とれたての生海苔を食べながら「この一番摘みの生海苔で佃煮を炊いたらものすごいウマい佃煮になるはず」と考えていた社長。一般的に佃煮にはあまりいい海苔を使うという概念はなく、また「生海苔」は足が早く流通しづらいため「これを素材として使えるのは生産者の特権だ!」とも考えていました。その頃和食の料理人をしていた息子(現3代目海苔師(弟))に佃煮開発を依頼し「やるからには最高のものを作る。妥協はしない。」と開発がスタート。
自社で最高の初摘み一番海苔を使用。味付けはどうするか?一般的な佃煮には、しょうゆやみりん等の調味料の他、旨味を付加するためにダシが使われていることを知り、いろんなダシで試作を繰り返します。しかし、いい海苔を使うと、海苔自体の風味がしっかりしているため、ダシが雑味に感じてしまう。ダシはない方がいい!さらに、細くて繊維が柔らかい一番海苔であれば、水持ちがよく自然にとろみも出るので、とろみを足す必要もない。など、試作を重ねるにつれ、いろんなことがわかってきました。
そうして試行錯誤して出た結論は、「必要最低限の調味料だけを使い、余計な味付は一切しない」ことでした。
ただし、使用する調味料は、地元に近い瀬戸内沿岸で作られているものにこだわり、厳選し、香川県産の和三盆糖、小豆島の本醸造しょうゆ、鞆の浦の保命酒みりんにたどり着きました。清酒だけは、ダシと同じ理屈で、いいお酒は香りが強く、海苔の風味と喧嘩になるので無銘柄ですが醸造アルコールが使われていない清酒を選定しました。
こうして出来上がった佃煮は「これ以上美味しいものはつくれない!」と自信をもってお届けする、最高の海苔料理となりました。



商品のこだわり・おすすめポイント
10年間、和食の修行を積んだ経験を持つ、三代目海苔師(弟)兼田純次が、マルコ水産で種から大切に育てた、最高の一番摘み生海苔のみを使ってあみ出した、100%手作りの究極の佃煮です。
収穫した生海苔を刻まずそのまま使用しているので、ふわふわでちゅるんとした一番摘み海苔の食感をお楽しみいただけます。また、素材の味を感じていただくため、甘さ控えめの薄味に仕上げています。
海苔本来の、濃厚な風味に驚いてください!

2. 企業情報
代表者 | 兼田 敏信 |
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所在地 | 広島県福山市内海町イ1428-128 |
営業時間・休業日 | 9:00〜17:00 定休日 毎月第2土曜日、翌日曜日 |
公式サイト | https://www.maruko526.jp/ |
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海苔師の生のり佃煮 極
1,296円(税込)
80g
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